クワガタ 餌

クワガタの餌

クワガタの幼虫の餌は木材が腐朽した朽木などの腐植質なんですけども、生態学的に大きく白色腐朽(白腐れ)材食、褐色腐朽(赤腐れ)材食、軟腐朽材食(黒腐れ)、シロアリによって生成した腐植食の4タイプに大別されます。

 

白色腐朽材食を獲得したタクソンは比較的新しく現れたものなんだけども、最も資源量が多いタイプの朽木を餌としており、地球上で最も繁栄しているグループなんですよ。

 

オオクワガタ属やノコギリクワガタ属などが含まれるタクソンで、近年のクワガタムシ飼育ブームでも主要な対象種になっているものはこれに含まれるものが多いですねぇ。

 

古い型のクワガタムシでもキンイロクワガタ属などのように、一部この性質を獲得しているタクソンが散見されます。木材粉砕物と栄養添加物を混合してビンに詰め、水蒸気で高温高圧滅菌して、その中でキノコの菌糸を純粋培養した、いわゆる菌糸ビンによる飼育の対象となるのは、この型のクワガタムシである。オオクワガタのように比較的乾燥した堅い朽ち木を好むものや、ヒラタクワガタやノコギリクワガタのように湿り気の多い、場合によっては枯れ木の根株の地下部のような土壌中に埋没した部分を好むものまで、様々な環境を好むのものが分化してまっす。

 

褐色腐朽材食のクワガタムシはマダラクワガタ属など古い型のクワガタムシに多い。白色腐朽材食のクワガタムシの幼虫が褐色腐朽材も問題なく食物にできるのに対し、褐色腐朽材食のクワガタムシの幼虫は生理的に白色腐朽材を食物にできないことが有名ですね。

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